キッチンカーの製作から出店管理などキッチンカー事業を幅広く展開するケータバンク（東京・下井草、松本聡人社長）は、10万円の初期投資でキッチンカーを開業出来る「CBリースde開業サービス」（https://caterbank.co.jp/campaign/）を始めた。
一般的にキッチンカー事業を始めようとすると300万円前後の資金が必要となることから、資金的障壁を大幅に下げることでより多くの人がキッチンカー業界に挑戦できるようにするとともに、「キッチンカーの有名店不在」が業界の課題であるとして、今後の発展に向けてキッチンカーの有名店が生まれることと、それにより業界がさらに発展することを目指して同サービスを立ち上げたという。
そのため、初期費用は税別10万円で、月額費用は12カ月契約で同8万円、６カ月契約で同９万円に抑えた。対応エリアは日本全国で、違法改造車両が横行していることから、完全コンプライアンス遵守の安心安全な車両を案内。タイヤ交換や車検、点検・消耗品、税金や自賠責保険などの法定費用といったメンテナンス費用も同社が負担する。
松本聡人社長は、法令順守や情報乖離などの課題を挙げつつ「従来はごく一部の場面での活躍だったキッチンカーも営業形態が多様化し、キッチンカー開業に適用できる助成金も多く誕生したことでで今後も多くの開業者が見込まれる。そこで、より開業者がキッチンカーにチャレンジしやすく、かつ安心して取り組める環境づくりが必要だと考えた。飲食店以外にも物販のポップアップショップなど幅広く活用できる」とコメントした。
