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世界に1つだけのメニュー画面を作れる! 1店舗から導入可能な汎用型モバイルオーダーの提供開始【トレタ】

2023年5月10日 1:54 pm

 飲食店向けDXサービスを提供するトレタは5月8日、飲食店向け店内モバイルオーダーの新バージョンとして、1店舗から導入できるように設計した汎用型の〈トレタO/X(トレタオーエックス) パブリック版〉の提供を始めた。

 同社は2021年7月、ダイナミック・プライシング(価格変動制)などにも対応できるPOS機能内蔵の店内モバイルオーダー〈トレタO/X〉を開発し、これまで導入店舗の業態などに合わせてオーダーメイドに近い形で提供してきた。

 今回、これまでの各企業とのパートナーシップを通じて蓄積したノウハウや知見を活かし、多種多様な個性やこだわりを持つ飲食店でも幅広く利用できる汎用性を持ちながら、1店舗からでも導入できる価格設定とした〈パブリック版〉を開発した。

サンプル画面

サンプル画面

 〈パブリック版〉のメニュー画面は、従来のセルフオーダーシステムとは異なるコンセプトで設計。写真だけでなく動画も掲載できるためシズル感あふれるメニュー画面となり、飲食店の世界観や料理へのこだわりを伝えらえれるようになっている。

 さらに、画面のカラーパターンをはじめ、表示する料理画像のサイズや縦横比から角の丸みなどきめの細かいカスタマイズが可能。現時点でメニューパターンは数百種類にのぼり、今後、カスタマイズのバリエーションを増やすことで数万を超えるメニュー表現が可能になるという。同社では、「従来のセルフオーダーシステムでは難しかった、店舗のブランドや個性を活かした世界で1つだけのメニュー作りを実現できる」としている。

 また、「料理」や「ドリンク」といったカテゴリーのトップに「おすすめ」ページを用意し、飲み放題や食べ放題、コースなどにも対応。辛さ調整などの味付けや追加トッピングなどのカスタマイズも注文できるようになっている。

同じテーブルでも個人で注文・会計できる

同じテーブルでも個人で注文・会計できる

 注文と会計はテーブル単位だけでなく、同じテーブルでも個人単位で注文・会計することも可能なので、ワリカンではなくそれぞれが注文した分を支払うという楽しみ方も可能にした。決済方法は、スマートフォンでのオンライン決済だけでなく、現金支払いやQRコード決済などの対面決済にも対応。クーポンや割引などの機能も搭載している。

 利用料金は、これまで初期費用300万円以上だったところを〈パブリック版〉では1社あたりの初期費用30万円(税別)、1店舗あたりの月額料金5万円(同)となっており、経済産業省が推進する中小企業・小規模事業者向けの「IT導入補助金」も利用できる。また、導入後も同社のカスタマーサクセスチームがきめの細かいサポートを提供し、「売れるメニュー」を育てていくとしている。

※参考ページ※
ダイナミック・プライシングに対応したPOS内蔵モバイルオーダー提供開始【トレタ】
https://foodfun.jp/archives/15339