四川料理の祭典「四川フェス」を主催する四川フェス実行委員会(おいしい四川、麻辣連盟、時色、場創総合研究所)と中国駐東京観光代表処は12月15日、「麻辣グランプリ」を開催し、5部門の中からそれぞれ1つずつ麻辣グランプリを選出した。
「麻辣グランプリ」とは、麻辣味の愛好者団体や麻辣連盟が企画するグランプリ。優劣ではなく個性を可視化し、商品認知の機会創出と業界を盛り上げるイベントとなる。
飲食店のメニューから調味料、小売商品まで、70社から麺23品、ラー油46品、火鍋18品、麻婆豆腐22品、菓子11品の応募があった。辛みと痺れのバランス、普及貢献度、コストパフォーマンスなども含めて総合的に審査し、グランプリを決定した。受賞商品は以下の通り。
■ グランプリ商品
【麺部門】担担麺や天秤 〈老担担麺〉
【醤部門】小笠原フルーツガーデン 〈薬膳島辣油〉
【麻婆豆腐部門】中華・高橋 〈麻婆豆腐(古樹軒オリジナル)〉
【火鍋部門】四川天味食品集団 〈Teway Food Company・好人家 手工火鍋底料〉
【菓子部門】三州製菓 〈スリーズパスタスナック(麻辣花山椒味)〉
そのほか、中国の酒造メーカー「五粮液(ごりょうえき )」が選ぶ五粮液特別賞として、ファミリーマートの〈麻辣チーズ肉まん〉(製造・井村屋)が、審査員特別賞として麺部門では中華ダイニング福龍門の〈麻辣刀削麺〉などが選ばれた。
次回の「麻辣グランプリ2022」は、2022年9月から募集開始。結果発表は2022年11月末を予定している。