求人情報サービス「バイトル」などを運営するディップは12月1日、小規模飲食店向けにポイント機能付き会員証サービス「常連コボットfor LINE」(https://kobot.jp/kobotcolumn/2021/12/01)の提供を始めた。
スマホでの会員証サービスを導入しようとした際、多額の開発費やアプリをダウンロードしてもらうための働きかけなどで負担が大きいことから、小規模の飲食店ではなかなか導入が進んでいない。そこで同社は、スマホアプリに比べて低コストで利用でき、LINEアカウントに会員証を紐づけることで新たな会員登録作業が不要な「LINEミニアプリ」を活用したサービスを開発した。
利用できる機能は、「会員証(ポイントカード)」と二次元コードを読み取ることで付与する「来店ポイント」、友達を紹介するとポイントを付与する「友だち紹介」、店側が定めた条件でクーポンを発行する「クーポン発行」となる。
料金は、初期費用などはかからず月額税別9800円となり、この料金にはLINE公式アカウントの取得と自動応答メッセージ、アイコン、プロフィール情報、リッチメニューなどの初期設定の代行も含まれる。また、同9800円の有料オプションとして「LINEトークの配信代行サービス」も提供する。このオプションでは絵文字などの盛り込みにも対応した文章作成やメッセージ内容に沿った画像を手配し、会員向けに月2回メッセージを配信する。