PayPayが中小店舗向けに業界最安値水準となる決済手数料を発表したが、楽天は楽天ペイの決済手数料を実質ゼロ円にする中小の新規加盟店向けキャンペーンを始める。キャンペーン期間は、2021年10月１日から2022年９月30日までで、適用されるにはいくつか条件がある。
キャンペーンの対象となるのは、2021年8月25日から2022年9月30日までに楽天ペイ（実店舗決済）に申し込んだ、年商10億円以下の加盟店。「アプリ決済」での取引代金相当額のうち、振込時に差し引かれたキャッシュバック対象の手数料分を、翌月25日（ 土日・祝日の場合は前営業日）に加盟店に振り込むというもの。通常の楽天ペイの決済手数料は3.24％～となっている。
また、楽天ペイが提供するカードリーダー（２万円相当分）のプレゼントキャンペーンも同時に実施。審査通過後６カ月以内にカードリーダー端末をセットアップして１円以上の決済で利用された場合は無料とし、利用されなかった場合は端末料金を請求する。
楽天ペイのカードリーダーは、クレジットカードやスマホ決済、電子マネーでの決済にも対応しているが、au PAYやクレジットカード、電子マネーなど楽天ペイのアプリ決済以外で支払った場合は、決済手数料キャッシュバックの対象外となる。また、キャンペーン適用を目的として加盟店契約を解約後、再申し込みした場合も対象外とする。
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