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この夏注目の激辛メニューはタイの焼きそば〈パッキーマオ〉【ぐるなび】

2021年6月22日 12:04 pm

 ここ数年「激辛料理」の人気は定着しつつあるが、それを裏付けるように、ぐるなびのビッグデータを活用して食のトレンドを分析する「ぐるなびデータライブラリ」によると「激辛料理」の東京都内の取扱店舗指数が3年連続で増加し、約2倍に増えているという。

 そこでぐるなびは、20~60代の会員1200人を対象にアンケート調査を実施。20代女性の3割以上がコロナ禍前と比べて「激辛料理」を食べる機会が増加したと回答し、「今年の夏に食べてみたい激辛料理の味わい」については、激辛料理好きの6割以上が「辛さとにんにくやスパイスなど、風味やうま味が際立つ味」に注目していることが分かった。

 また、ぐるなびが蓄積したビッグデータを基に独自のアルゴリズムで予測した「この夏注目の激辛メニュー」として、タイの焼きそばで「酔っ払いも目が覚めるほどの辛さ」という意味を持つ〈パッキーマオ〉(上の写真は東京・五反田のラックタイペェンロイのもの)を選んだ。

 〈パッキーマオ〉はバジルの香りと唐辛子の辛さに海鮮の旨みが融合した旨辛料理。ぐるなびは注目メニューとした理由について、海外旅行に行けない状況下で海外グルメに注目が集まることなどを挙げている。

 調査結果の詳細を見てみると、「激辛料理」が好きかどうかでは、全体の42.3%が「好き」と回答。また、新型コロナウイルスの流行前(2020年2月以前)と比べて「激辛料理」を食べる機会が増えた人は全体の13.4%となった。中でも20代女性は、全体平均の2倍以上になる32.6%が「増えた」と答えた。

 「激辛料理」を食べる機会が増えた背景や理由について、「激辛料理を食べると気持ちがスッキリするから」が39.7%でトップとなり、30.9%が「自炊の機会が増え、味のバリエーションを増やしたかったから」と回答。長引く自粛生活のリフレッシュや、自宅での食事を工夫するなかで「激辛料理」を食べる機会が増加していることが読み取れた。

 「激辛料理」が好きという回答者に「今夏食べてみたい味わい」を聞いたところ、自宅で過ごす時間の増加やマスク生活により、にんにくの匂いが気にならなくなったためか、「辛さとにんにくやスパイスなど、風味やうま味が際立つ味」が63.0%を占めた。次いで「辛さと発酵食品などを組み合わせたマイルドでうま味が際立つ味」が40.4%という結果になった。

 注目している「激辛料理」では、「麻婆豆腐」が46.3%と最も多く、僅差で「担々麺」45.9%が続いた

 「激辛料理」に使われる大量の唐辛子や山椒などの辛み・痺れの味はなかなか自宅では再現しづらいことから、食べる機会として最も多いのは「外食」が56.3%と半数を超えた。ただ、前年の割合を参考値として比較すると「中食」が約1.6倍に増加。ぐるなびでは「テイクアウトやデリバリー対応店舗の増加により、激辛料理を中食で食べる人が増えていることが推察される」としている。

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