カクヤスグループ傘下のカクヤスは8月15日から、酒類以外の取り扱い強化の一環として、首都圏の酒類販売店「なんでも酒やカクヤス」店舗およびその配達エリアにおいて、飲食店などに向けた消火器販売・回収サービスを始めた。
同サービスでは、カクヤスにて消火器を購入した本数分、古い消火器を回収する。回収する消火器がない場合も消火器の購入は可能。回収は消火器の配達時に実施する。
また購入本数を超える数の回収はできない。下記条件を満たした消火器なら、使用期限が過ぎていても、使用済みでも回収可能だという。
回収可能な消火器は、国家検定合格証がある/住宅用、業務用の表示がある/リサイクルシールがある/薬剤質量6kg(6L)以下の条件を満たすものとなる。
近年は飲食店街における大規模火災がたびたび発生し、消防用設備設置など関連法令の強制化も進むが、消火器は購入先が限られている上に、廃品回収のやり方がまだ広く知られていないとみて参入した。