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「注文」「決済」「チップ機能」「メニュー翻訳」など――約20種の機能を1つで完結! ベトナム発オールインワンレジアプリが上陸【Mmenu】

2023年5月17日 3:00 pm

 Mmenu Japan(福岡・天神、中島翔社長)は、「口コミ」「マーケティング」「注文」「決済」「POSレジ」の機能を備えたベトナム発のオールインワンレジアプリ〈Mmenu〉https://www.mmenu.jp/の日本での展開を始めた

 ベトナム・ハノイで昨年から展開している〈Mmenu〉は、現在リリース後1年間でベトナムで150店舗以上で導入され急拡大しており、タイやカンボジアにも進出している。今回、日本向けにローカライズして販売することになった。

注文画面のサンプル

 〈Mmenu〉では、店内モバイルオーダーやキャッシュレス決済といった基本的な機能の他にも、「席ジャージ」や「注文管理」「売上分析」など約20種の機能を搭載。さらにポイントカード機能など、飲食店側が要望すればさらに機能を追加することもできるという。

 特徴的な機能としては、「口コミ」を増やすためのサービスとして、決済後に星5つでの評価とコメントを求める「お客様の声」(アンケート)画面が表示される。そこで星4つ以上の評価が書かれた場合、お客さんがOKを選べば、その評価とコメントを「google map」にそのまま掲載できる仕組みを導入している。

 また、気に入ったスタッフにエールを送れる「スタッフエール」機能も搭載しており、同サービスではお客さんがチップを贈ることもできる。このチップは料理の注文と同様の扱いで店の売上として計上され、スタッフへの分配は店側が行う。

 お客さんがスマートフォンから注文する場合は、「LINE」で友だち登録する必要があるため、友達を増やして今後の販促に役立てたり、支払い終了後に自動でお礼のメッセージを送って再来店を促す仕組みも提供している。「LINE」の友だち登録を導入したくない場合は、テーブルごとに注文用タブレットを設置したり、スタッフのハンディで注文を受け付けたりといったこともできる。

 英語・中国語・韓国語・ベトナム語・タイ語の5カ国の外国語にも対応し、メニュー名と料理の写真を入れるだけで、AIがその料理を判断し、日本語の説明文がなくても、どういう料理なのかを外国語で説明する文章を自動的に作成する機能も搭載。素材や作り方、店のこだわりなどを説明文に入れたい場合は、日本語の説明文を記入すれば、外国語に自動翻訳する。

 ほかにも、「売上分析」や「スタッフ管理」「複数店舗管理」などさまざまの機能があり、利用料金は1店舗あたり初期費用5万円(税別・以下同)、月額費用は30席未満が4000円、30席以上が9500円。クレジットカードの決済手数料は3.25%~となる。複数店舗で導入する場合は割引も検討する。

 同社は、「『システムが難しい』と感じる飲食店の方でも、多岐に渡る機能を簡単に使えるように日本向けアプリの開発を進めてきた。今後、他社のシステムとの連携なども図りながら、将来的にはweb3やブロックチェーンを利用したトークン発行や分散型サーバー管理も検討している」としている。