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再生紙や木などサステナブル素材で作ったテイクアウト用容器の専門店開設【TP東京】

2020年9月15日 8:56 am

 パッケージデザインと包装資材の販売を手掛けるTP東京(東京・恵比寿、濱谷昭政社長)は、飲食店向けにパルプモールド(段ボールや新聞の古紙を主原料に使って作られた成型品)や木、クラフト紙などサステナブルな素材で作られたテイクアウト用パッケージ専門のオンラインストア「TAKE PACK」https://takepack.jpをオープンした

 「TAKE PACK」にはサステナブルな素材で作ったボックスや丼、カップ、手提げ袋などに加えて、植物由来の原料を100%使用し、微生物の働きによって分子レベルまで分解できる生分解性のナイフ、フォーク、スプーンなども用意。現在、100アイテムを揃えている。

 「TAKE PACK」のブランディングディレクターは、ファッションや美容、地方創生、工芸など幅広い業界で活躍する行方ひさこ氏が務め、オンラインストアのロゴデザインは、NYのオーガニックショップ「FORAGERS」のアートディレクションを手掛けたブルックリン在住のマギー・プレンダーガスト氏が担当。デザイン性が高く環境に優しいパッケージを取り揃えるとともに、直接メーカーからパッケージを配送し中間流通や過剰包装を省くことでコストダウンを図った

 またストアに掲載の商品以外にも、パッケージに関する企画・デザイン・ブランディングを1万点以上手掛けている実績を生かし、オリジナリティを出せるラベルや掛け紙、パッケージのオーダーメイド製作も行う。

 今後は包装資材メーカーとの新商品の開発やシェフや料理研究家とのコラボ企画、グルメサイトやフードデリバリーサービスを展開する企業との連携を積極的に行い、サービスの拡充を図る。