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1日1回の除菌で効果が24時間持続し使うごとに除菌力強化!「Hydro Ag+」とは何ぞや?【エステー】

2020年6月26日 1:31 pm

 Withコロナ時代においては、換気や席と席との間隔、従業員のマスク着用など店舗でやるべきことがどんどん増えていく。除菌もその一つだ。しかし一般的なアルコールは使用後すぐに蒸発してしまうため、除菌された状態が持続しにくく、再汚染しやすいのが難点。かといって、多忙な業務の合間に何度も除菌作業を行うのも難しい。

 そんな折、防虫剤などを販売するエステーは、持続性のある除菌剤〈Dr.CLEAN+(ドクタークリーン)除菌・ウイルス除去スプレー〉(本体500ml・詰替2L)を8月5日から、飲食店や介護施設などの事業者に向けた業務用として発売する。

〈Dr.CLEAN⁺ 除菌・ウイルス除去スプレー〉本体 500ml(左)と「つめかえ」2L(右)

 この〈Dr.CLEAN+ 除菌・ウイルス除去スプレー〉、よくあるアルコールスプレー剤とは一味違う。62.9v/v%(100mL中に何mLのアルコールが含まれているかを表す濃度の単位)のアルコールで除菌した後、銀イオンを表面に薄くコーティングする「Hydro Ag+(ハイドロエージープラス)」技術により、1日1回の使用で高い除菌効果が約24時間持続するというのだ。

 この「Hydro Ag+」とは何ぞや?というと、実は富士フィルムが開発・提供した技術。同社の主力製品だった写真フィルムの製造には、銀が欠かせなかった。この長年の銀の研究で培った独自技術を生かして、これまでにない持続除菌を実現したのが「Hydro Ag+」だ。

 銀は古くから食器や歯の充填剤、装飾品として使用されてきており、毒性はない。「Hydro Ag+」は医療や介護の現場用に開発され、広く使われている技術ということからも安心できる。

 エステーと富士フィルムは数年前から技術や研究の交流などさまざまな取り組みを行っており、富士フイルムの高い技術力を、エステーの強みである業務用ルートの販売網を活かして、多くの事業者によりよい製品を届けたいとの想いから、今回の販売に至ったのだという。

 本体500mlで約760回噴霧でき、1日1回の除菌作業で効果が24時間持続する。不特定多数が触れるドアノブやテーブル、手すり、トイレの便座などに使用することで、利用客や従業員を菌やウイルスの不安から守るとともに、除菌作業への負担を軽減する効率化が図れる。

 また、繰り返し使用することで除菌力の高いコート膜が塗り重ねられ、より強固な除菌効果が期待できる。ただし手指や食品、まな板や食器、レンズ、革製品などには使用できないのでご注意を。8月5日から各業務用ルートで販売されるので、物は試しに一度使ってみるのもいいかもしれない。

 

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