奄美群島で唯一のクラフトビール醸造所「奄美ブリュワリー」を運営する奄美ビール(鹿児島・伊仙、平泰造社長)は1月8日、新たに開発した冬季(1~3月)限定で奄美の冬の海をイメージしたクラフトビール〈AMAMI BLUE〉(アルコール分4.5%)の樽販売を始めた。
〈AMAMI BLUE〉は、奄美大島でダイビングやホエールウォッチングなどのアクティビティーを提供する奄美大島ダイビングショップ「ネイティブシー奄美」とコラボレーションして開発したもので、「奄美ブリュワリー」で11種目のクラフトビールとなる
ドイツのホワイトビールをベースに藻類から抽出された天然色素で青色を表現。飲み口はさっぱりとしているのでビールが苦手な人でも飲みやすく、後味には龍郷町の海塩がしっかりとした味わいを残すように仕上げた。
奄美大島は冬や梅雨のシーズンは観光客の入りが非常に少なくなるものの、1~3月にかけては越冬のためザトウクジラが奄美の近海にやってくるため、クジラとの遭遇率が90%以上というホエールウォッチングの有名スポットになっている。
そこで、「奄美ブリュワリー」と「ネイティブシー奄美」は今後、奄美大島の海のレジャー、アクティビティーに関する情報を相互に交換し、相互のお客さんに情報を発信しながら、冬の奄美大島への来島者の増加に貢献していくとしている。1月18日からは330ml瓶の一般販売も開始する。