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日本ワインブランド「SUNTORY FROM FARM」の最高峰ワインを数量限定販売【サントリー】

2023年9月7日 1:01 pm

 サントリーは、日本ワインブランド「SUNTORY FROM FARM(サントリーフロムファーム)」の魅力発信に取り組み、9月12日には同ブランドから〈SUNTORY FROM FARM 登美 赤 2019〉(750ml・アルコール度数13.5%)や〈同 津軽シャルドネ&ピノ・ノワールスパークリング2020 グリーンエティケット〉(750ml・アルコール度数11.5%)を数量限定で発売する。

 今回の発売に先んじて両ワインの特徴やこだわりを説明する試飲会を5日に開催した。フルボディの赤ワイン〈SUNTORY FROM FARM 登美 赤 2019〉(上の写真左)は、同社のワイナリーがある山梨県・登美の丘で約30年前に栽培を始めたフランス原産のブドウ品種「プティ・ヴェルド」を使い、「緻密で凝縮感のある強さ、やわらかさ、まろやかさのある味わい」(サントリー登美の丘ワイナリーの大山弘平栽培技師長)や上品さを表現したもの。品種構成比は、プティ・ヴェルド68%、カベルネ・ソーヴィニヨン27%、メルロ5%。
 「日本の風土の中でつくり手の技術と愛情によってブドウ畑からつくられているお酒、という日本ワインの魅力」をより多くの人に伝えるべく昨年立ち上げた「サントリーフロムファーム」の中でも最高峰の、世界が感動する品質を目指すシンボルシリーズの製品として発売する。

 辛口タイプの白ワイン〈同 津軽シャルドネ&ピノ・ノワール スパークリング2020 グリーンエティケット〉(上の写真右)は、青りんごのような爽やかな香りと豊かな酸味が売り。サントリーでは1980年代後半から青森・津軽地方でのブドウ栽培に取り組んでおり、地元の栽培家と共に畑からブドウと向き合い、ワインづくりの挑戦を重ねる中でつくりあげたワインとして提案。「フレッシュで爽やかな味わいが特徴」(ワイナリーワイン事業部の渡辺直樹シニアスペシャリスト)だという。

左から、サントリー登美の丘ワイナリーの大山弘平栽培技師 長、ワイナリーワイン事業部の新村聡事業部長、ワイナリーワイン事業部の渡辺直樹シニアスペシャリスト(いずれもサントリーのワインカンパニー所属)

 サントリーでは日本ワインやワイナリーの魅力を伝えていく一環で、登美の丘ワイナリーでワインづくりのこだわりなどを体感できるワイナリーツアーなどを実施しており、今後も同ワイナリーでは「(ワインとワイナリーの)魅力を体感できる多彩なイベントを用意する」(ワイナリーワイン事業部の新村聡事業部長)としている。