世界的にテキーラ市場が伸長する中、サントリーはプレミアムテキーラの新たな魅力を日本にも伝えたいと2025年3月25日、海外で販売している「テキーラ トレスジェネレーション」ブランドの2品を日本でも発売することとした。
同テキーラは、1873年にメキシコ・ハリスコ州テキーラ村でサウザ家初代当主DON・CENOBIO(ドン・セノビオ)氏によって設立されたサウザの蒸溜所で製造しているもので、自社で6年から8年栽培し成熟させたブルーアガベを100%使用。火山岩で濾過された水を使いブルーアガベを粉砕した後、「ディフューザー」と呼ばれる装置で温水をかけながら糖分を抽出する最新技術を採用しており、連続式蒸溜器とポットスチルで3回蒸溜することで、ブルーアガベの風味を感じられる滑らかな味わいを実現した。
〈テキーラ トレスジェネレーション アネホ〉は、トーストしたアメリカンオークの新樽で12カ月以上熟成させることで、やわらかなオーク、すっきりしたブルーアガベの風味が調和した味わいを楽しめる。〈同 レポサド〉(同:7418円)は、トーストしたアメリカンオークの新樽で4カ月以上熟成させることで、スパイシーさとトーストしたオークの風味、フレッシュなブルーアガベの香りを楽しめる。2品のテイスティングノートは以下の通り。
〈テキーラ トレスジェネレーション アネホ〉(税別希望小売価格:9273円)
色:淡い琥珀色
香り:軽く焼いたアガベのほんのりキャラメルバニラの香りとトーストした香ばしいオークの香り
味わい:ブラウンシュガーの甘さと柔らかなオークとすっきりしたアガベの風味が調和した味わい
余韻:温かみのあるオークの余韻
飲み方:ストレート、ロック、クラフトカクテル
〈テキーラ トレスジェネレーション レポサド〉(同:7418円)
色:明るいゴールド
香り:ペッパー、スパイス、ハーブと軽いオークの風味が調和
味わい:最初に感じるスパイシーさ、トーストしたオーク、そしてハーブと新鮮なアガベの香り
余韻:温かくてドライ、ホワイトペッパーの風味が残る
飲み方:プレミアムカクテル、ストレートまたはロック
両製品ともアルコール度数40%の750ml瓶で、パッケージはテキーラをメキシコの国民的スピリッツに発展させたサウザ家の3代を象徴する3本のラインを中央に配し、瓶の緑色の深さで熟成期間を表現しているという。