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これがスパイス酒だ! 福島産米焼酎の蒸留粕原料のウオッカと極上のスパイスが融合!!【ねっか×オリエンタルリカー】

2024年9月27日 8:41 am

 福島県只見町の特産品である米を使用した〈米焼酎ねっか〉を造る合同会社ねっか(福島・只見町、脇坂斉弘代表社員)は、東京・渋谷に居酒屋「Umebachee」などを運営する梅澤豪さんが代表を務め、スパイスと酒の新たな融合点を探求する「スパイスと酒の研究室」を運営するオリエンタルリカーとコラボし、厳選したスパイスを〈ねっか〉の蒸留粕から作った「ねっかウオッカ」に漬け込んだスパイス酒〈ORIENTAL LIQUOR(オリエンタルリカー〉3種を発売した。

 〈米焼酎ねっか〉を造るねっか奥会津蒸留所では、日本酒と同じ方法で造ったもろみを蒸留しており、米由来の風味を最大限に引き出すために早い段階で蒸留を止めている。そのため、蒸留粕に相当量のアルコールが残り、この状態で田圃や畑の堆肥にしたり、動物の飼料にすることはできないことから蒸留粕を再蒸留。アルコールを取り除くアップサイクルを目的とした工程で「ねっかウオッカ」は作られるという。

〈米焼酎ねっか〉

 今回この「ねっかウオッカ」に、「セイロンシナモン」「ティムル」「グリーンカルダモン」の3種を、最適な期間と量を見極めて漬け込んだスパイス酒を完成させた。味わいの決め手となるスパイスには、「スパイスと酒の研究室」の4人のメンバーのうちの1人であるスパイスハンターのシャンカール・ノグチさんがセレクトした最上位品種のみを使用している。

 特に「セイロンシナモン」は、スリランカでも数少ない職人が手掛ける最高位「C3」を採用。シナモンの樹の上皮を剥いだ2枚目の皮だけを丁寧に乾燥して出来上がる「セイロンシナモン」の香りと甘みは格別だという。また、「グリーンカルダモン」は雑味のある外皮を手作業で取り除き、カルダモンのクリアな香りの抽出に成功。ネパール山椒の「ティムル」は、柑橘系の爽やかな香りと山椒の痺れを表現するため丁寧に抽出した。

 3商品ともアルコール度数が40度あるスピリッツとなり、ストレートよりもロックやソーダ割りがおすすめで、カクテルベースとしても重宝するという。500mlで参考小売価格は税別3200円。