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「食べるJAPAN 美味アワード2025」のエントリー9月30日まで受付中!【食べるJAPAN 美味アワード運営委員会】

2024年7月2日 3:56 pm

 ――日本の一流シェフが日本各地の美味を発掘し、地域と食を活性化させる「食べるJAPAN 美味アワード」の今年度のエントリーがいよいよスタート!!――

 一般社団法人ChefooDo(シェフード)が中心となって組織する「食べるJAPAN」美味アワード運営委員会は、2024年7月1日から9月30日まで、「食べるJAPAN美味アワード2025」(後援・農林水産省/独立行政法人中小企業基盤整備機構)のエントリーを受け付ける。

 「食べるJAPAN 美味アワード」は、全国から応募された食品に対し、日本の一流料理人や食関係の有識者が、食べるJAPAN美味アワード審査委員会が定める「おいしさ」「安心・安全」「SDGsへの取り組み」「未来に残したい食品(子どもたちに食べさせたい将来性ある食品)」などを基準に公平な審査を行い、基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクト。

 今回は、将来の消費者である子どもたち・若者のために未来につなげたいおいしい食材・食品や、地域資源を有効活用した地域一体型のコラボ商品、輸出促進も踏まえた料理人が選ぶ料理とマリアージュさせたい酒などに特に着目しているという。

 「食べるJAPAN美味アワード2025」のノミネートは7月1日から9月30日まで受付中。「食べるJAPAN 美味アワード」サイトのエントリーフォーム(https://taberujapan.com/award/)から申し込みを。

●「美味アワード」のコンセプトは ”未来につなげたい「おいしい」を発掘”

 「食べるJAPAN」は、2019年の発足以来、国産品を食べることで地域を応援し、国産農林水産物の消費拡大を通じて、日本の食料自給率向上に貢献するという趣旨を掲げ、活動を進めてきた。

 その活動をさらに広げるため、服部幸應・服部栄養専門学校理事長、片岡護・一般社団法人ChefooDo会長をはじめ、日本を代表する一流シェフ、食関係の有識者の協力を得て21年から農林水産省後援事業として第1回「食べるJAPAN 美味アワード」を開催。

 全国から応募された食品に対し、日本の一流シェフや食関係の有識者が、食べるJAPAN 美味アワード審査委員会の定める「おいしさ」を基準に公平な審査を行い、基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトで今回で5回目となる。

 「美味アワード」の審査基準に、「味」「品質」に加え「地域食材・地域特性の活かし方」「SDGsへの取り組み」「未来に残したい食品(子どもたちに食べさせたい将来性ある食品)」も入れている点も、「食べるJAPAN 美味アワード」の大きな特徴。

服部幸應・服部栄養専門学校理事長(中央)、片岡護・一般社団法人ChefooDo会長(右から2人目)をはじめとした一流シェフや食の有識者が審査する

 また「美味アワード」プロジェクトの大きな目的の1つとして、単に「おいしさ」を評価・認定するだけではなく、シェフを中心とした審査委員会の評価コメントを直接出品者へフィードバックし、それを基に次なる強い商品開発につながるヒントをシェフと共に考えるフォロー体制を備えていることが挙げられる。単に賞を与える「アワード」とは一線を画す点がそこだ。

 そうした点からも、「美味アワード」という目に見え判りやすい箔がついたおいしさをもつ商品は、地域の生産者・中小食品製造業者・流通業者・生活者をつなぎ、「国内外における食分野での新たなビジネスの創出」「地方振興、地域活性化への波及」「消費者が“おいしい”商品を選択する基準」「国産農林水産物の消費拡大」に寄与する大きな可能性を秘めているわけだ。概要は次のとおり。

●「食べるJAPAN 美味アワード」概要

 ■エントリー対象カテゴリー
・一次産品(水産品、畜産品、農産品等)
・ 加工品
・ 調味料
・ 飲料・酒類
※おとりよせ部門、業務用(外食・中食向け)部門、料理人が選ぶおいしい酒部門、子ども向け部門などカテゴリーに分けた審査・褒賞を行う。

■審査・選定基準(加点ポイント含む)
・商品のおいしさ
・商品トレンド、市場ニーズ
・新規性
・コストパフォーマンスの高さ
・衛生管理対応など安心・安全への取り組み
・SDGsへの取り組み
・国内外に伝えたくなる魅力
・未来に残したい要素(子どもたちに食べさせたい食品)

■審査の流れ
エントリー → 書類審査 → サンプル送付 → 一次審査(試食)→ 最終審査(試食)→ 評価・選定 → 結果通知
※エントリーされた商品は、審査結果のフィードバックがすべての商品について行われる
※審査内容に関する質問は答えられない

■審査会(一次審査・最終審査):
2024年10月中旬~下旬 場所:服部栄養専門学校(予定)

■授賞式
2024年12月上旬  場所:都内某所(予定)

■結果の通知
2024年12月上旬~発送予定

■エントリー費
一次審査エントリー費:2万円(税抜)
二次審査エントリー費:3万円(税抜)※一次審査通過者のみ

■審査委員会
一次審査:審査委員(予定)
日髙良実氏、舘野雄二氏、メディア、バイヤー、インフルエンサー、子どもたち(将来の消費者)他
最終審査:審査委員(予定)
片岡護氏、中嶋貞治氏、野﨑洋光氏、服部幸應氏、脇屋友詞氏(五十音順)他

■参加特典
受賞品→認定ロゴマーク・POP利用権(有料)、「食べるJAPAN」ウェブサイトやソーシャルメディアでの掲載
未受賞含む全てのエントリー品→審査結果の書面でのフィードバック
※オプションで、料理人によるメニュー開発提案・料理人との共同開発提案、食材は料理人・飲食店への販路開拓支援、食品は国内外の小売店・専門店・通販市場などへの販路開拓支援を実施する。

 「食べるJAPAN 美味アワード2025」は今回も外食関係者向け商談展示会「外食ソリューションEXPO」(https://gaisyokusolutionexpo.com/)と連携して、「居酒屋JAPAN(25年1月22日、23日 東京・池袋サンシャインシティ文化会館ビル)」にて、「食べるJAPAN美味アワード運営委員会」ブースでの展示を含む連携を強化する。この連携を行った主な理由は次の通り。
1. ノミネート企業へのあらたな販路開拓の機会提供
2. 外食業界を盛り上げ、日本の食を支える
3. 魅力あるノミネート商品・認定商品を、外食業界と連携し、メニュー化することにより、外食の魅力をさらに向上させる