都内で「焼肉スタミナ苑」や「韓国食堂チャン」など5店舗を展開するアクス(東京・豊洲、呉鐘植社長)はこのほど自社国内工場を新設し、キムチの業務用販売と一般向け通販を開始した。
同社のキムチは国内産の白菜を100%使用し、保存料・増粘剤などの添加物は使っていない発酵キムチ。今回新設した工場にて衛生的に管理・製造されているため、安全に製造されるという。
業務用に販売するキムチは〈白菜キムチ〉、〈カクテギ(大根キムチ)〉、〈青菜キムチ〉の3種。価格は販売量などにより応相談。
同社の創業は1950年と古く、74年にわたり地元で愛されてきた。店で提供するキムチが好評なことから、テイクアウトやUberEats、自動販売機と販路を拡大してきた。
業務用としては知り合いの店舗に限り販売していたが、このたび自社工場の新設により生産量が増強できたことから、飲食店やスーパーなどの小売を含めた幅広い販売を行うことにしたという。
また、一般向けのEC販売にも初めて取り組む。第1弾として、〈白菜キムチ〉、〈カクテギ(大根キムチ)〉、〈青菜キムチ〉の3種を冷蔵商品で販売。今後、焼肉のタレやスープ、肉類など順次ラインナップを拡大していく予定だ。