飲食店など地域密着型店舗ビジネスを展開する企業向けに集客や商圏分析などに役立つマーケティングツール〈C-mo（シーモ ）〉を開発・販売するCS-C（東京・田町、椙原健社長）は、店舗などの要望に沿ってキャスティングしたインフルエンサーがその店の情報を発信・拡散するSNSマーケティング支援サービス〈C-mo Cast（シーモ キャスト）〉の提供を始めた。
同サービスは、〈C-mo〉もしくは〈C+（シープラス）〉のオプションサービスとなり、同社のコンサルタントが店舗や施設に適したインフルエンサーのキャスティングから投稿内容のすり合わせ、効果分析までを一気通貫でサポートするもの。同社では「5000店を超える店舗などのマーケティング支援を手掛けてきた同社のデータとノウハウを活かし、最適なインフルエンサーをキャスティングすることで高い集客効果を実現する」としている。
2023年７～11月に試験導入した多くの店舗や施設で「サイト（ホームページ）訪問者数」「電話数」「WEB予約数」で改善傾向が見ら、特にWEB予約数は約９割が上昇、約５割が投稿前比150%以上という結果となった。この結果について同社は「認知拡大のみならず集客力の向上に大きく寄与していることがわかります」と効果を説明した。
利用する際には、インフルエンサーの数やどのインフルエンサーにするかを、CS-Cが予算や店舗の特徴に合わせて個別に提案。クライアントの合意を確認した上で進めていくという。フォロワーの多さなどインフルエンサーによって費用が変動するため固定のプランはなく、都度見積もりになる。
