ウイスキー製造を手がける小正嘉之助蒸溜所（鹿児島県日置市、小正芳嗣社長）は12月1日、〈シングルモルト嘉之助（かのすけ）〉に続く定番商品となるジャパニーズウイスキー〈嘉之助 HIOKI POT STILL〉アルコール度数51％・700ml瓶・希望小売価格1万2100円を発売した。
〈嘉之助 HIOKI POT STILL〉
〈嘉之助 HIOKI POT STILL〉は、嘉之助蒸溜所のグループ会社である小正醸造 日置蒸溜蔵にて、大麦とモルト（麦芽）を原料に独自の製法で糖化・発酵し、単式蒸留器（ポットスチル）で原酒を造り、嘉之助蒸溜所熟成庫にてアメリカンホワイトオークの新樽やバーボン樽による熟成で仕上げたジャパニーズウイスキー。
単式蒸留器を使用することで、原料である大麦とモルト（麦芽）の個性がより引き立つ原酒となった。
深みのあるべっこう色をしており、あんずや梅のコンポートを思わせる香りと、マドレーヌやオーキーの味わいが特徴で、バニラのような優しい甘さが長く続く。
アイリッシュポットスチルにインスパイアされた、新感覚のジャパニーズスタイルポットスチルは、焼酎づくりで培った技術を生かして造った原酒の個性が光り、〈シングルモルト嘉之助〉とは一味違う力強くも優しいウイスキーに仕上がったという。
