ソフトバンクロボティクス（以下、ＳＢＲ）は９月７日、ラーメンを最速90秒で提供する自動調理ロボット〈CHEFFY（シェフィー）〉を発売し、ぐるなびが東京・大田区の羽田イノベーションシティで運営する「GURUNAVI FOODHALL WYE（ぐるなびフードホールワイ）天空橋」での運用を始めた。
販売するラーメンの開発には、ラーメンお取り寄せサイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーション（東京・渋谷、井上琢磨社長）が全面協力。「中華蕎麦 とみ田」「らぁ麺 飯田商店」「金色不如帰」「銀座 八五」「元祖スタミナ満点ラーメン すず鬼」「拉麺大公」「ど・みそ」「味噌麺処 花道庵」「大島」「麺処 晴」「鶏こく中華 すず喜」の11店舗が監修したラーメンを順次提供する。第１弾として「金色不如帰」の〈真鯛と貝の塩そば〉など３品の販売を始めた。
商品監修として参画した11店舗
ぐるなびの担当者は、「ワンストップで複数店舗の味を楽しめることから、日本人のお客様だけでなく訪日外国人観光客まで、幅広いお客様のご利用に期待したい」とコメント。同製品はこれまで、ＳＢＲが運営する東急プラザ渋谷の「Pepper PARLOR」で運用されており、今後、飲食施設や宿泊施設、オフィスなどへの導入を進めていく。
