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米メインだ!オーク樽熟成だ!ライスグレーンウイスキーの7年モノが2024年4月にリリース!【八海醸造】

2023年8月10日 10:04 am

 日本酒〈八海山〉などを製造する八海醸造(新潟県南魚沼市、南雲二郎社長)は8月8日、2016年に免許を取得した深沢原蒸溜所で製造した、米を主な原料とするライスグレーンウイスキーを熟成7年目となる24年4月に発売することを発表した。

 ​​同社は08年に米、酒粕を主原料とした本格焼酎を発売。16年にはオーク樽で熟成した本格米焼酎をリリースするなど、これまでに培ってきた蒸溜酒づくりの知識と技術を活かし、米を主原料とするライスグレーンウイスキーの醸造を16年から深沢原蒸溜所で開始した。

深沢原蒸溜所

 仕込み水は〈八海山〉と同じく八海山の伏流水「雷電様の清水」を使用する。蒸溜後、オーク樽貯蔵で熟成を重ねたライスグレーンウイスキーは、「琥珀色に色づき、バニラや花を思わせる甘い香りと華やかな独特の存在感をまとう」(同社)という。

 同社は「ジャパニーズウイスキーのひとつのスタイルとして、ライスグレーンウイスキーを確立していきたい」と意気込む。

 そのほか、創業101年目を迎えるにあたり新たにコーポレートロゴを公表するとともに、9月20日に出荷する百周年記念酒〈八海山 百〉精米歩合25%・アルコール分18度・750mlびん・希望税込小売価格13万2000円の発売なども発表した。

百周年記念酒〈八海山 百〉