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「厨房パンク防止」など55種の効率化機能を搭載! 完全非接触型セルフ注文・決済サービス開始【CHUUMO】

2022年5月30日 8:54 am

 飲食店向け券売機の製造などを手掛けるマミヤ・オーピーは6月1日、厨房や接客などのオペレーションを効率化する55機能を搭載し、完全非接触で注文から決済まで対応できるセルフオーダー&決済サービス〈CHUUMO〉の提供を始める

 同サービスは、お客さんが自身のモバイル端末で注文から決済まで一貫して行い、店外からテイクアウトを注文することもできるもので、トッピングやボリューム、味など、商品のカスタマイズ注文にも対応する。また、スター精密社製キッチンプリンターとiPadを使ったキッチンディスプレイとも連携できる。

 また同サービスの特徴として、完全非接触での注文・決済に加えて、ホールや厨房の効率化や接客の手助けとなる55種の機能を搭載している。

 55機能の中の1つである「厨房のパンク防止機能」では、同じ時間帯に注文が殺到することで厨房がパンクしてしまい、お客さんを待たせてしまうというリスクを軽減するため、店舗の注文状況に応じてリアルタイムで待ち時間を伝える。

 「料理・具材のまとめ機能」では、バラバラに注文を受けても、注文を受けた料理の総数や、そのために必要な具材の総数を画面上で一目でわかるように表示。効率的に調理出来るようにした。

 「いたずら防止機能」では、テーブルのQRコードを撮影し外部から不正アクセスあれることを防止するため、席に案内する際にその都度変わる4桁のパスワードを伝え、そのパスワードを入力しないと注文できないようにした。

 「あいまい検索機能」では、端末の操作に慣れていな人向けに音声機能でメニュー検索でき、「ランチモード」では4人用テーブル席をランチタイムは4席、ディナータイムは4人1席にするなど、時間帯に応じて席の区分けを設定できるようにした。

 このほか、「割り勘決済機能」や、お客さんが自分のニックネームを付けて注文できるようにすることで誰が頼んだかがわかりやすく、店員がニックネームを呼んで商品を渡すという接客にも活かせる「ニックネーム機能」なども搭載している。

 利用する際にはiPad以外の機器は同社から購入でき、初期費用は導入機器や台数によって変動する。月額利用料は1万5000円~(予定)で、別途決済手数料が必要となる。当面の間は月額利用料を半年間無料とし、機器代金の一部を無償提供するリリースキャンペーンを実施する。また、精算機を設置したいという業態向けに〈CHUUMO精算機〉も用意しており、その場合は本体価格と月額3000円(予定)が必要となる。