コロナ禍によりテイクアウトやデリバリー需要に対応したものの、テイクアウト容器や食材、備品のストックを収納するスペースが足りない。
また、高い棚に収納すると背が小さいスタッフは手が届かず、とはいえ安全を考えたら脚立作業はなくしたい──という悩みを持つ飲食店も少なくないようだ。
住宅関連部材を手がけるダイドー(大阪・三日市町、追田尚幸社長)は9月下旬に、昇降式収納〈業務用エレべスイング〉(要設置工事)の新ラインナップとして、より積載量をアップした〈業務用エレべスイング 大容量タイプ〉(間口(mm):1200/900/750、昇降ストローク:(前後方向) 425mm/(上下方向) 500mm、最大積載量10.0kg)を発売する。
〈業務用エレべスイング 大容量タイプ〉は店内上部の空いたスペースを有効活用し、収納スペースを増やせる昇降棚。設置位置から50cm下に降ろせる。手の届く高さまで楽に降ろせるため、踏み台いらずで誰でも簡単に物を出し入れすることが可能だ。
〈大容量タイプ〉は、従来品に比べて奥行きが約2倍に。かさばりがちなテイクアウト容器もたくさん収納、ストックできる。また、後傾した構造のため、昇降時に物が飛び出す心配もないという。
壁取付タイプと什器取付タイプの2タイプあり、それぞれの店舗にあった取付方法が選べる。