
飲食店のアレルギー対応をサポートするCAN EAT(東京・神楽坂、田ヶ原絵里社長)は、同社が運営する外食事業者向けアレルギー対応支援アプリサービス〈アレルギー管理サービス〉(https://biz.caneat.jp/allergenlist/)において、登録したメニューのアレルギー情報をビュッフェ用メニューカード(以下「ビュッフェカード」)として出力できる新機能をリリースした。
〈アレルギー管理サービス〉は、スマートフォンで食品表示ラベルを撮影するだけで簡単にアレルギーを判定し、アレルゲンごとにメニューや加工品を検索できるアプリサービス。
食品表示の確認作業をITの力で効率化・省力化すると同時に、食品表示ラベルの読み間違いや見落としを防止できるため、多様な飲食店や宿泊施設で活用されている。
このたび、ビュッフェ形式のレストランで、小麦、卵、乳、えび、かに、そば、落花生(ピーナッツ)、くるみの8大アレルゲンの情報を記載した「ビュッフェカード」をPDF出力できる機能を新たに追加した。
「ビュッフェカード」に出力される情報は、登録されている日本語のメニュー名、Google翻訳によって作成された英語のメニュー名、8品目(小麦、卵、乳、えび、かに、そば、落花生(ピーナッツ)、くるみ)のアレルゲンの有無。ピクトグラム入りのため、非英語圏のインバウンド客にも理解しやすい。
スマホアプリ版では、画面右下の「アカウント」から「アレルゲンカードをダウンロード」クリックすると、ログイン情報として登録済みのメールアドレス宛にPDFファイルが送付される。PC版では、管理画面の「エクスポート」からPDFファイルをダウンロードできる。
本機能を活用することで、アレルギー情報を手作業でカードに転記する必要がなくなり、アレルギー対応業務の効率化とヒューマンエラーによる事故リスクの防止につなげられるとする。