吉野家ホールディングスグループのシェアレストランは、店舗を間借りで貸し出したいオーナーと間借りで店を開きたいという人とのマッチングサイト〈シェアレストラン〉に、個人店であれば3分程度で簡単に登録できる機能を追加した。
2020年5月に開始した〈シェアレストラン〉では、現在800店を超える飲食店が登録。掲載料は無料で登録者が自由にスペース利用料を設定でき、契約が決まれば開業する人からシステム利用料として20%を請求するサービス。そのため、飲食店オーナーは無料で利用できる。
これまでも個人店から大手まで募集していたが、個人(または家族)経営の店や特に高齢の経営者から、後継者不足や稼働時間の短さに悩んでいるもののサイトへの店舗登録が難しく諦めたという声が寄せられたことから、登録を簡素化した。
今回の登録機能により、氏名・メアド・携帯電話番号、店名・住所、利用可能時間、利用可能曜日、希望収入を登録すると、その他の店舗情報の詳細は同社でアップデートする。これにより、約3分程度で間借りパートナーを募集できるようにした。同社では今後も、さまざまなアップデートを施していくとしている。