飲食店のDXを支援するOkage（東京・築地、内田善久社長）は、同社が提供するモバイルオーダー〈Okage Go店内版〉とUSEN-NEXT HOLDINGSのグループ会社であるUSENが販売するPUDU Robotics製配膳ロボット〈KettyBot〉を連携させることで、お客さんが下膳時に配膳ロボットを呼べるようにし、その実証実験を始めた。
配膳ロボットは通常、スタッフがディスプレイに入力したテーブルに移動する仕組みとなっているが、Okageは同社のモバイルオーダーと連携させることで、お客さんが下膳を希望するタイミングで、自身のスマートフォンからロボットを呼べるようにした。
お客さんが〈Okage Go〉の注文画面右下の下膳依頼ボタンを押して配膳ロボットを呼ぶと、配膳ロボットが席に到着。ロボットの台に空いた皿などを乗せた後、スタッフがロボット上部にあるディスプレイの完了ボタンをタップするとロボットがキッチンに戻るという使い方となる。
３月30日から「北前そば高田屋 品川港南口店」でテスト運用を始めており、連携部の動作や使用頻度を確認し、その結果を元に機能調整や今後の導入に向けた方針を決定するとしている。
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