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[常温・冷凍]動物性原料不使用のデミグラスソースなど初のプラントベース3品を発売【ハインツ日本】

2022年2月18日 8:45 am

 ハインツ日本は、動物性原料を一切使用せず植物由来の原材料のみの業務用プラントベース製品3品を、2022年3月1日に発売する。プラントベースとしては同社初となり、3品ともにNPO法人ベジプロジェクトジャパンが定めるヴィーガン認証を取得している。

 新製品は同社のコア商品であるソース2品をプラントベースにした、〈プラントベース デミグラスソース〉〈プラントベース ホワイトソース〉、ひよこ豆ベースの中東風揚げ物料理の冷凍食品〈ファラフェル〉の3品。

 〈プラントベース デミグラスソース〉常温レトルトパウチ/1000g×6×2は、野菜の旨味を十分に生かしたフォンに、ベジタブルオイルと小麦粉を丁寧に炒めた香ばしいルウを使用した。

 赤ワインと野菜のだしを旨みのもとにした深いコクがあり、そのままかけソースとしても、コク出し用のベースソースとしても使えるので、プラントベースのメニューの幅が広がる。
 同社のお勧めメニューはハヤシライス、ラグーソース、シチュー、ボロネーゼ、チリコンカルネなど。

〈プラントベース デミグラスソース〉を使用した3種のきのこのベジハヤシ

 〈プラントベース ホワイトソース〉常温レトルトパウチ/1000g×6×2は、まろやかな豆乳のコクを生かした優しい味わいが、素材の個性を引き立てる。マカロニや野菜とそのまま合わせて焼くだけでグラタンに、さらにアレンジを加えてスープやシチューにと、手軽にプラントベースメニューが完成する。


 お勧めメニューはグラタン、シチュー、リゾット、クリームコロッケ、ラザニア、カルボナーラ など。

〈プラントベース ホワイトソース〉を使用したネオカルボナーラ

 〈ファラフェル〉冷凍/380g(20個)×8×2は、近年話題のスーパーフードのひよこ豆をベースに、マッシュポテトを加え程よくしっとり仕上げた。揚げてそのままでも、サラダなどのトッピングにも、物足りなさを感じがちなプラントベースメニューの満足度をアップする。

 中東ではなじみ深い、コリアンダーやクミンがきいたスパイシーでオリエンタルな味付け。揚げるだけで簡単にプラントベースの導入を図れるヘルシーメニュー。お勧めメニューはファラフェルサンド、サラダなど。

〈ファラフェル〉盛り付けイメージ

 3品ともにNPO法人ベジプロジェクトジャパンが定めるヴィーガン認証を取得している。第二次原料以下も含め原材料として肉類、魚介類、卵、乳製品、はちみつなどの動物に由来する物を含まないなど、定められた基準を満たす商品のみが取得できる認証となる。

NPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証

 また、「プラントベース デミグラスソース」と「プラントベース ホワイトソース」の商品パッケージの印刷には、インキに含まれる総固形分量のうち10%以上の固形分量が天然物由来であるバイオマスインキを使用するなど、環境負荷の低減にも貢献している。

 同社は「従来のプラントベースは大豆ミートに代表される代替肉の素材品や、それを使ったハンバーグやミートソース、キーマカレーなどの即食型の製品が中心だったが、当社が新たにプラントベースのクッキングソースを発売することで、飲食店ではより自由で幅広いメニューをおいしく手軽に提供できるようになり、プラントベースの浸透がさらに進むきっかけになるのではないか」とし、「これまでは専門店が中心だったヴィーガンやベジタリアンメニューを、誰もが体験しやすいさまざまな飲食店で提供することで、多くの消費者にプラントベースメニューの認知や喫食機会を増やすことにつなげていきたい」という。