自然解凍できる生食用の熟成魚が誕生した。熟成させた肉や魚を取り扱う飲食店が増える中、極洋が強みである魚に付加価値をつけた製品として開発したもので3月1日に発売する。
切身を真空パックした後に約0℃で48時間熟成させることで腐敗する心配がなく、熟成前後の数値を比べたところ、破断強度が上がり遊離アミノ酸も増加したことから、食感が良くなり旨みが増したことがわかった。
新たな生食を提案する「熟成」シリーズの第1弾として、サーモントラウトを熟成させた〈熟成 サーモンロイン〉(3㎏×3合)に、ノルウェー産のサバを塩締めしてから熟成させた〈同 塩〆さばフィーレ〉(140g×10袋×5合)、さまざまな魚種を試した中で特に旨みが強く引き出された〈同 銀だらスライス〉(8g×20枚×20トレー×2合、10g×20枚×20トレー×2合)の3品を揃えた。刺身に加えて寿司ネタなどでの利用を想定する。