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世界初!コロナの不活化証明 !! 施工目視確認できる唯一の光触媒誕生【IKRS JAPAN】(PR)

2022年1月5日 8:56 am

 コロナ禍により意識が変わったニューノーマルの世界では、店選びでも感染症対策が重視されることから、テーブルや壁などに一度塗布すれば効果が持続し手間がかからない光触媒コーティングに関心を持つ飲食店が増えている。そこで今回、1980年代初期から光触媒研究に携わってきた世界でも数少ない研究者で、フッ素樹脂塗料開発でも多くの賞を受賞しているブルネイ大学教授の北村透氏に、自身が発明した画期的な光触媒コーティングについて話を聞いた[日本外食新聞2021年12月15日号掲載]

北村透・ブルネイ大学教授
1980年代初期から光触媒研究に拘わってきた世界でも数少ない研究者。82年から93年まで大日本インキ化学工業(現DIC)でフッ素樹脂塗料の研究に従事した後に
独立。2015年、ブルネイ大学教授に就任。2017年、ケミカル・テクノロジーを設立。2019年、日本建築防黴協会理事長に就任。これまで独自の研究成果が評価され、数多くの受賞歴を持つ。1957年大阪生まれ。

室内灯での性能は従来品の10倍超に
カビ・臭い・汚れ防ぎ食中毒対策にも

 さまざまな企業が光触媒コーティングを展開しているが、本当にウイルス予防に効果があるのか、信頼のできる業者や商品なのかという疑問を持つ人も少なくないだろう。

 そんな中、北村透氏が設立したケミカル・テクノロジー(大阪・高石)は、それらの不安を払しょくし、なおかつ従来の光触媒より効果の高さが証明されている新しい光触媒コーティング〈WO3型光触媒 ルネ〉(以下、ルネ)を開発した。

 北村氏は「〈ルネ〉では防カビ・殺菌機能に加えてノロやインフルエンザなどのウイルス不活化の効果を示すエビデンスを取得した。さらに新型コロナウイルスについても奈良県立医科大学など複数の研究機関から『効果あり』との試験結果を世界で初めて(同社調べ)得た。また、従来の光触媒の反応速度は緩慢だが、〈ルネ〉は瞬時に効果が現れる」と説明する。

 〈ルネ〉が他社の光触媒と大きく異なる点は、ほとんどの光触媒コーティングでは接着剤(バインダー)としてシリケート系(ガラス系)の素材が使われている中、同社は世界で初めてテフロン系素材〈ナフィオン〉を使用したことだ。

 これにより何が変わるかを説明する前に、まず光触媒について簡単に説明しておこう。光触媒作用とは、二酸化チタンや三酸化タングステンなどの光触媒に太陽光(紫外線)があたり水と反応することで活性酸素が生成され、有機化合物や細菌などを分解する働きを指す。これにより、汚れを付きにくくし、消臭・脱臭、ウイルスの不活化などの効果を得られる。

 しかし、多くの光触媒コーティングでは、バインダーとしてシリケート系を使用しているため、接着剤の表面にある酸化チタンのみが反応し接着剤の中に埋もれた酸化チタンは全く機能しない。さらに表面上の酸化チタンもその頭出し部分のみしか反応しないため、埋もれている部分では何の効果も期待できないという課題が明らかとなった。

 〈ルネ〉は、その欠点を解決するためにフッ素系イオン交換樹脂〈ナフィオン〉を採用。シリケート系とは異なり、〈ナフィオン〉の中では光触媒作用で発生するプロトン(陽子)が自在に浮遊する。その上〈ルネ〉には、光触媒の効果を増大させる成分として銅と銀の微粒子を加えた

 北村氏は、この仕組みについてこう説明する。

 「近年、光触媒自体の殺菌・抗ウイルス機能はさほど高くないことが判明した。そこで銅と銀の微粒子を加えたところ、光触媒反応の効果により銅と銀がイオン化し、プラスイオンを常時発生させることで、飛躍的に防カビ・殺菌・抗ウイルスの性能が高まった」

 さらに「触媒についても2017年より開発が進められ、高価な素材ではあるものの量産化に成功した三酸化タングステンに変更した。これにより酸化チタンと比べて透明性が増し、太陽光だけでなく室内の蛍光灯やLEDでも効果を発揮することが実証された」

 これら北村氏が研究により発見した効果を、十分に発揮するよう商品化された光触媒が〈ルネ〉なのだ。この〈ルネ〉により、屋内外どこでも施工場所や用途に合わせて最も効果的な光触媒をコーティングできるようになり、特に室内用途では従来品の10倍以上の性能向上が見られたという。また、銅を加えることで性能面の飛躍的な性能向上と同時に、依頼主の不安を取り除くことにも成功したと北村氏は語る。

 「光触媒は施工後に目視できず、本当に光触媒がコーティングされているか確認できないため、中には光触媒作用が全く起きずエビデンスも無いコーティング剤を販売する悪質な業者も見受けられる。それに対して〈ルネ〉は、スマホ顕微鏡で150~200倍で施工箇所を見るとキラキラ光り金属粉を目視できる。また、太陽光が当たっても反射して光るので、『施工されているかどうかを確認できる唯一の光触媒』となった」

 用途別加工で厨房やトイレの壁、看板、テーブルなどに施工することで、新型コロナウイルスの不活化に加えて光触媒の本来の効果である防カビ・脱臭・消臭や、飲食店にとって重要なノロウイルス対策としても効果的で、手垢や油汚れなどの汚れもつきにくくなるという。

 さらに施工面でも独自技術を採用。「これまで下地保護のために施していたバリアコートを不要にした。また、コーティングする材質としては木材など凹凸のある素材の方が長持ちし、本来はステンレスなどのツルツルした面にはコーティングできないが、当社ではステンレス用とプラスチック用の特殊加工を用意した。コーティングするだけで清掃が大幅に楽になり、各種ウイルスの心配も軽減できる。特に油を多く使い、匂いも強い焼肉業態などでは効果をはっきり実感できる」(北村氏)という。

 耐用年数は素材や使用頻度などで大きく異なるが、耐摩耗性が必要なテーブルで1~2年、壁で4~5年は持続する。金属粉が消耗してなくなっているかどうかで効果を確認でき、再加工や超音波加湿器などでいつでも復活させられる。

 〈ルネ〉は住宅美建産業(神奈川・茅ヶ崎、佐藤好昭社長)が独占販売しており、IKRS JAPAN(東京・浜松町、井上勝之社長)が正規代理店として飲食店などへの販売・施工を請け負っている。自治体によっては、光触媒コーティングに感染対策の助成金を利用できる場合があるので、IKRS JAPANの井上勝之社長は「気軽に問い合わせしてほしい」と話す。

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