カフェや書店、飲食店、美容室など展示スペースを提供するショップと、商品を展示したい通販業者をつなぐ体験型ECプラットフォーム「カタルスペース」を提供するCatalu JAPAN(東京・茅場町、吉本正社長)は、飲食店専用のECモール「カタルダイニング」(https://dining.catalu.jp/)をオープンした。
同モールとほかのECモールとの最大の違いは、同社スタッフが店舗ごとに商品や店舗のストーリー、販売する商品への想いなどを取材した記事をサイト上に掲載する点だ。同社は「(ユーザーには)ただ商品を購入するだけではなく、開発秘話や店主が大切にしていることなども感じてほしい。心が温まったり励まされたり応援したくなるようなストーリーを掲載していく」という。
掲載する飲食店は、個人店舗や数店舗程度展開している飲食店を中心とし、掲載前にzoomなどオンラインで30分程度インタビューを受ける必要がある。
料金は、初期費用が1万5000円で以下の3プランを用意した。
①ライトプラン:月額費用無料、販売手数料(商品単価の25%)+決済手数料(商品+配送料の5%)
②スタンダードプラン:月額1万4800円、販売手数料(商品単価の10%)+決済手数料(商品+配送料の5%)
③プレミアムプラン:月額4万9800円、販売手数料0%+決済手数料(商品+配送料の5%)
現在、東京・小伝馬町の《季節料理と静岡おでん しんぱ》や東京・銀座の老舗洋食店《ドンピエール》、三重・四日市の《韓国料理居酒屋おんどる》などが出品している。