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〈中生〉の注文は緊急事態宣言前の3.6倍に!久々の外食を楽しんでいる!?【asken調べ】

2021年11月17日 1:24 pm

 asken(東京都新宿区、中島洋社長)は、同社が開発・運営を行うAI食事管理アプリ「あすけん」(以下あすけん)を利用するユーザーの食事記録データを集計し、最新の食事の傾向や人気の食品などについて取りまとめたマンスリーレポート「あすけん食事ランキング」を毎月発表している。

 今回は緊急事態宣言が解除されたことを受け、2021年10月1日の前後で、「あすけん」で特定の居酒屋チェーン店のメニューを登録したユーザー数や、〈生ビール(中ジョッキ)〉を登録したユーザー数と登録数を集計し比較した。集計期間は2021年9月1日~10月31日。

※「居酒屋」メニューとは、「あすけん」のメニュー検索データベースにある「白木屋」、「鳥貴族」、「やるき茶屋」、「庄屋」、「備長扇屋」、「天狗」のメニュー。

 緊急事態宣言が解除された10月1日を起点に、前後1カ月に登録された食事記録データを集計した結果、特定の居酒屋チェーン店のメニューを登録した人数は、緊急事態宣言解除の前と後で比較すると、平日で1.2倍、週末(金土日)で1.3倍に増えていた

 さらに、〈生ビール(中ジョッキ)〉を登録した人数は、緊急事態宣言解除の前と後で比較すると3.6倍となり、多くの「あすけん」ユーザーが飲食店でお酒を楽しんだ様子が表れていた。

 また、夕食に絞り込んで集計し、緊急事態宣言解除の前と後で比較すると、「コース料理」のメニュー登録が目立って上位にランクインしていた。

 「和食料理(コース)」は2.3倍、「懐石料理」は1.7倍、「フレンチコース料理」は1.6倍となった。同社は「緊急事態宣言が解除され、感染対策を行いながらも久しぶりに外食でコース料理を楽しんだ人が多かったのかもしれない」と分析した。