食に関わるマーケティング事業などを手掛けるCOLLINS(東京・日本橋、中嶋真基社長)は、「元祖ニュータンタンメン本舗」のみなもとやマニアプロデュース、RHコーポレーションといった外食企業のホームページ制作に多数の実績があるSAN(東京・三軒茶屋、黒田晃生社長)と業務提携し、飲食店に特化したウェブサイト制作サービスの提供を始めた。
飲食店に特化したデジタル広告サービス〈COLLINS ADs〉でSNSなどへの飲食店の広告配信を手掛けているCOLLINSは、「費用が高い」「運用が難しい」「更新に手間がかかる」などの理由でグルメサイト以外に情報を発信する自社のホームページを持たず、ブランドコンセプトや店舗の魅力を十分に伝えられず効果的な集客が難しいという課題を解決するためSANと業務提携。飲食店がデジタルマーケティングをより安価に効果的に推進できるようにと、カスタマイズ可能なウェブサイト制作と、運用・保守・分析までできる包括的なサービスを開発した。
SANが保有する「戦略的デザイン」を活かし、飲食店に必要な機能を標準装備しつつデザイン性と実用性を兼ね備え、店舗の魅力を最大限に引き出す飲食店専用テンプレートを開発。通常数百万円かかるWEBサイトをリーズナブルな価格で提供できるようにした。
また、費用がかさみがちな更新作業も管理画面から簡単に対応でき、トップページやコンセプトページのテキスト・画像編集、メニューページ(単品料理・ドリンク・コース)、店舗情報の更新をスムーズに行える仕様とし、操作が不安な人のために更新サポートも用意した。
保守運用サービスでは、月3回までのテキスト・画像の更新、月1回のバックアップ対応、月1回のCMS(HPの管理・更新のためのシステム)アップデートに対応。利用料金は、初期費用が10万円(税別、以下同)、保守運用費用が月額1万3000円(サーバー代・ドメイン費用込み)となっており、最低1年以上の契約が必須となる。また、オプションとしてCOLLINSの広告運用も用意している。