デリバリー市場が活発になる中、自店でデリバリーサービスを始めようと考えた際にネックとなるのが初期費用だ。特にバイクは高額なため負担が大きい。そこで、デリバリー用バイクを購入しなくても始められるレンタルサービスを提供する企業が現れた。
レジャー用リムジンやハイヤー配車サービスを手がけるアルファディア（東京・大森、梅澤由憲社長）は、デリバリーサービスを始める飲食店、個人事業主、副業希望者向けに宅配用バイクのレンタルサービス「サニーバイク」を始めた。
同サービスは、デリバリー用バイクをマンスリーまたはデイリーで借りることができ、価格は車種によって変わるがマンスリーの場合は9800円～、デイリーの場合は500円～となっている。この料金には、自賠責保険や任意保険、メンテナンス費用が含まれており、デリバリーボックスやヘルメット、スマホホルダー、ロックチェーンなどは有料で貸し出す。また、支払い方法については後払いにも対応。まずは、自店のスタッフでデリバリーを試したいという店舗には使い勝手の良いサービスとした。
△ホームページより抜粋
バイクは3輪の「ジャイロキャノピー」や「スーパーカブ」、「バーディー」などデリバリーでよく使われる車種を独自ルートを駆使して調達。専任スタッフが整備する。サービス提供エリアは首都圏（東京、千葉、埼玉、神奈川）のみだが、順次エリアを拡大中だという。
