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五反田の直営店でクラフトビールを初醸造! 他店のビール製造請負も視野に【Far Yeast Brewing】

2021年2月1日 2:42 pm

 日本発のオリジナルクラフトビールメーカーであるFar Yeast Brewing(山梨・小菅村、山田司朗社長)は、東京・五反田の直営店「Far Yeast Tokyo Brewery&Grill(ファーイーストトーキョーブルワリー アンド グリル)」(105席)に併設した「Far Yeast Brewing東京醸造所」で、第1弾となる「Gotanda Smash(ゴタンダ スマッシュ)」(250ml・税込800円、330ml・同1000円、473ml・同1200円)の醸造を開始し、1月30日から店内販売を始めた

 同店は、同社の基幹ブランド「馨和KAGUA」や「Far Yeast」シリーズをはじめとした国内外の厳選したクラフトビールを樽生で提供し、グリル料理と一緒に楽しむことをコンセプトにした業態。1種類のモルトと1種類のホップで造る「SMaSH」タイプの「Gotanda Smash」は、モルトには甘く香ばしい「Maris Otter(マリスオッター)」を、ホップには穏やかなホップ香の「Cashmere(カシミア)」をセレクトしたアメリカンIPAで、グリル料理によく合う、ガツンと苦味の効いたモルティな味わいに仕上げられている

 今後、1回の仕込みごとに使用するモルトとホップの種類を変え、さまざまな味わいを堪能できるようにするという。当面は五反田店限定となるものの、同社直営店(熱海「Yakiniku & Craft Beer 田」、福岡「BEERHOLIC」)や一部の飲食店でも提供していく予定だ。

 「東京醸造所」では300Lのビールを醸造でき、店内限定ビールの醸造をはじめ実験的なビールの少量醸造や、ほかの飲食店などから依頼を受けてのオリジナルビールの製造なども手掛けていくとしている。

〈Gotanda Smash〉