コロナ禍により、できるだけ商品を非接触で受け渡しできるようにすることで、お客さんに安心感を与え満足度向上ににつながるようになった。パナソニック産機システムズは、飲食店や小売業など用に、業界初となる二重扉構造 を採用した「冷蔵スマートショーケース インナーボックスタイプ」の受注販売を1月26日から始めた。
キャッシュレス決済サービスが普及していることから、同製品は、決済後に店舗側から送られるQRコードをショーケースのタッチパネルディスプレイにかざして認証することで解錠する機能を搭載。事前注文・決済したテイクアウトやECの冷蔵商品の受け取りを非対面・非接触でできるようにした。
また、業界初(同社調べ)となる観音開きの外扉を開くと、さらに棚ごとにも扉がある二重扉構造を採用。第三者が商品に接触することを防ぐことで、衛生面と防犯面の両方で安心できるようにした。ボックスは6段×2列の計12部屋あり、1部屋は幅415×奥行470×高さ170 mmとなっている。
サイズは外形(幅×奥行×高さ)が1200×661(+35)×2000 mm。内形(同)が1120×470(棚)×1405 mmで有効内容積は430 L。価格はオープン価格。