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「“みんなでこなべ”グランプリ」受賞メニュー発表!全国199店舗からNo.1に輝いたのは?【ぐるなび】

2021年1月16日 9:38 am

 ぐるなびは、2020年9月に「トレンド鍋(※)」として“みんなでこなべ”を選出したことに伴い、全国でNo.1を決定する「“みんなでこなべ”グランプリ」を開催した。

(※)「トレンド鍋」とは、食トレンドや世相、ぐるなびのビッグデータの情報や会員へのアンケート調査などをもとに、 2009年からぐるなびが選出するその年のトレンドとなりそうな鍋のこと。

■なぜ、2020年「トレンド鍋」は“みんなでこなべ”?
 家族や友人と一緒に楽しむ鍋料理の従来のスタイルに工夫を加えることで、新型コロナウイルス感染症予防対策に配慮をしつつ、みんなで一緒に楽しめる、この冬ならではの新スタイルとして“みんなでこなべ”を選出した。

“みんなでこなべ”の特徴
 ベースの鍋は同じでも、具材・出汁・つけだれを個々の好みに自由にアレンジできる。

 「“みんなでこなべ”グランプリ」には、こだわりの“こなべ”を提供する飲食店199店舗がエントリー。

 約4800票の一般投票を経て、審査員による審査会にて、東京都町田市「中華火鍋 食べ放題 南国亭 町田本店」〈超濃厚ドロッと海鮮スープ・福建省の海鮮モンメン鍋〉が、日本一の“みんなでこなべ”に選ばれた。

 店舗のコメントによると、「モンメン」とは、南国亭創業者の故郷である、中国南部・福建省の田舎町の郷土料理を指し、モン(火悶)とは、蒸し煮にするという意味の中国語。
 「本来、モンメンは大鍋で大量に調理した後、円卓を大人数で賑やかに囲んでつつきあう料理だが、今回はお客さんに安心して召し上がってもらうため、ひとり鍋で提供するスタイルに変更している。福建省で実際に提供されるモンメンのように、海鮮などの具材を惜しみなく使用している」のが特徴だ。

 第2位 には、北海道札幌市「相撲茶屋 恵大苑」〈ひと鍋で7度おいしい味変ちゃんこ〉が選ばれた。

 同店によると、「ちゃんこスープは業界最高級の究極のスープを作りたいという強い信念を持ち、60余年を経て仕上げた究極のスープ。全身全霊を傾けて、毎日15時間かけて透明な黄金色のスープを生みだしている。種類豊富な薬味などを添えて『ひと鍋で7度楽しめる味変ちゃんこ』」。

第3位は、千葉県市川市「会津馬刺 信州上田 妙典 彦酉」〈黒胡麻刻みラー油鍋〉

 「白、黒ゴマを両方使用した特製ゴマ玉を作り、 胡麻の香り、甘さに、自家製の刻みラー油でアクセントをつけている。鳥取県の銘柄鶏である『大山鷄』を使い、火入れしても固くならない柔らかな肉質を楽しめる。お好みで辛さを調節できるので、最初はラー油を入れずに、途中から味変して楽しめる鍋。会津の旬の野菜とともに楽しめる」(同店)。

 敢闘賞は、神奈川県横浜市「もつ鍋・串焼き にわ」〈博多油を使った絶品ハマモツ鍋〉が選出された。

 同店よると、「地元横浜ブランドの『ハマモツ』を使用。モツを大ぶりにカットしており、プリプリでジューシーなモツの味わいをしっかり感じられる」。

 「〆はモツと野菜の出汁がしっかりでたスープで作る雑炊。お米がふっくらしてきたところで、卵を流し入れうま味を閉じ込めて完成。 モツや野菜などの具材の食感を楽しんでもらった後に、しっかりとうま味の出たスープまで楽しめる鍋」だそう。

 そのほかの賞や概要については、以下のサイトから。

みんなでこなべグランプリ 結果発表サイト