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全国の元卸業者・生産者から魚を直接仕入れられるアプリが誕生! 最寄りの市場で受け取れば送料もタダ!!【産直魚市場】

2020年10月13日 8:55 am

 飲食店が全国にある魚の元卸業者または生産者から、スマホ画面を通して直接仕入れられる、業務用に特化した産直サービスが現れた。

 千葉・館山の場外市場にある元卸に勤めていた岡本竜哉氏が4月に設立したForeground(フォアグラウンド、東京・代官山)は10月3日、飲食店が魚の元卸業者または生産者から直接、魚を仕入れることができる市場外流通アプリ「産直魚市場」https://www.foreground-inc.jp/works/を本格始動した

 「産直魚市場」は、元卸業者(生産者)が売りたい魚を産地、漁法、締め方、規格、価格、特徴などを入力して出品すると、飲食店やスーパーなどの買い手がその中から欲しい魚を選んで購入するサービス。これにより流通の中間コストを削減しつつ、最寄りの市場にはない魚種などを新鮮な状態で早く仕入れることができる。検索機能もあるので、欲しい魚種が決まっている場合は、全国の売り手である元卸業者(生産者)から比較して選べる。一方、売り手は言い値で販売できるとともに、市場には流せない、少量しか獲れなかった魚や小型の魚、売れ残った魚などを集めて「鮮魚ボックス」として販売することもできるので、ロス削減にもなる。

 さらに同アプリでは、店に直送する方法に加えて、最寄りの市場宛てで発送して、注文した商品をそこで受け取れる市場外流通にも対応している。これにより、直送であれば買い手が送料を負担するところを、市場受け取りであれば売り手が負担することになり、さらなるコスト削減を図れる(市場受け取り出来るかどうかは要確認)。

 売り手、買い手ともに、サービスサイトからアカウント登録を申請し、発行されるIDとパスワードを受け取り、アプリをインストールすれば利用できる。買い手は購入価格と送料(市場受け取りの場合は不要)のみで利用でき、売り手は箱代と送料(直送の場合は不要)と売上手数料として基本5~8%(要相談)を支払う。現在、買い手はスーパーが中心で50社超、売り手は北海道から沖縄まで全国の元卸業者(生産者)約50社となっている。

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