ラクスルとの業務提携でウェブ広告とチラシの作成・配布がワンストップに！ 両者の効果測定も可能に【イデア・レコード】

　近年、ウェブサイトやSNS、動画などを活用したオンラインマーケティングが主流となりつつあったが、新型コロナウイルスの流行により、デリバリー・テイクアウトに取り組む飲食店が増え、近隣エリアへのチラシ配布やポスティングなど紙媒体での広告が重視されるようになってきている。また、ウェブ上で広告を掲載することとチラシ配布やポスティングと、どちらがより効果的であるかを知ることも難しかった。

　そんな中、外食ビジネス向けに業務支援サービスの開発・提供を手掛けるイデア・レコード（東京・新宿、柏田康雄社長）と、印刷・広告のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」を提供するラクスルとが業務提携した。これにより、クリエイティブ制作から印刷、ポスティングまでワンストップでのサービス提供を実現するとともに、飲食店利用者の購買行動情報のビッグデータを活用することで、オンライン（ウェブ）広告ではアクセス数やＰＶ数などを、オフライン（チラシ配布・ポスティングなど）ではチラシに掲載したＱＲコードからのアクセス数などを計測することで、それぞれの効果測定が可能となり、コロナ渦に適した販促計画や広告の見直しなどマーケティング戦略にも活かせるようになるという。

: ワンストップでベストプライスを実現

: 業務改善ソリューション「 GATE 」と連動し、オンラインとオフライン両方の効果測定を実現

: 受発注業務のプラットフォーム化を予定

　クラウド型予約管理台帳、媒体編集、オウンドメディア構築・運用などを手掛けるイデア・レコードは、約8000店舗の飲食店のウェブサイトをはじめとしてポスターやチラシ、メニューブックのデザイン制作を請け負ってきた。ラクスルとの提携で、発注の手間とコストを削減できるだけでなく、クオリティや納期調整、データ管理などの細かい相談もワンストップで対応でき、広告効果を高めるサービスの提供が可能となった。またデザイン面では、ラクスルが提供しているテンプレートも活用できるという。価格については、都度見積もりとなる。