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コロナ禍でも20代の4割がランチデート、30代の4割強はディナーデートへ!【オーネット調べ】

2020年8月27日 3:46 pm

(写真はイメージ)

 結婚相手の紹介サービスを展開するオーネット(東京・勝どき、森谷学社長)は、8月12~18日の期間で、20~34歳の独身男女937人(男性445人、女性492人)を対象に、「コロナ禍におけるリアルデートに関する意識調査」https://onet.co.jp/company/release/2020/20200826.html)を行った。

 「2020年4月以降、異性とデートに出かけたか」という質問には、52.8%が出かけたと回答。「どういう場所に出かけたか(2つまで選択)」には、「カフェやランチ系レストラン」34.9%、「ショッピング」32.7%、「居酒屋、ディナー系レストラン」31.8%が上位3つを占めた。

 男女年齢別では、男性20代前半は「カフェやランチ系レストラン」が43.5%と、他の年代に比べて割合が高い結果となった。また男女ともに、年齢が低いほど「カフェやランチ系レストラン」と回答した割合が高くなった。

 30代の回答トップは、男女ともに「居酒屋、ディナー系レストラン」で、女性30代前半が36.0%、男性30代前半は36.2%という結果になった。ランチデートが多い20代に対し、30代はディナーデートを出かけ先に選ぶ人が多いことが伺える。

 「デートの際、ソーシャルディスタンスを気にしたか(2つまで選択)」では、「気になるので、3密対策を行っている場所を選んだ」が25.6%で最も多く、次いで「気になるので、除菌用品を持参して使用した」が20.7%、「気にはなったが、特に何もしなかった」が15.8%、「気にならなかった」が14.0%という結果となった。

 男女年代による傾向が見られた項目は、「デートの際、ソーシャルディスタンスが気にならなかった」と「デートの際、除菌用品を持参した」の2つ。男性の場合、年齢が上がるほど「ソーシャルディスタンスが気にならなかった」割合が高まった。一方、女性は年齢が上がるほど「ソーシャルディスタンスが気にならなかった」割合が低くなった。また「除菌用品を持参した」割合は、男女ともに年齢が上がるほどに多くなった。

 これらの調査から、自店舗のターゲット層に合わせたメニュー開発はもちろん、3密対策を行い、席間隔を広くしたり、入店前の消毒実施をしたりなどの新型コロナ対策を行っていることを、お客さんに向けてしっかり告知しておけば、デートの際に選ばれやすくなりそうだ。