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5月25日以降は軒並み客足増!!小規模店や住宅地域店ほど回復早いが大箱・オフィス街は厳しい状況続く【トレタ調べ】

2020年6月4日 8:07 am

 飲食店の予約台帳システム「トレタ」を提供するトレタがまとめた、同社の予約台帳導入店約1万店のデータから抽出した1月13日からの来店人数調査のうち、2月から5月末までの直近4カ月の動向を見ると、興味深い推移が浮かび上がってきた。

 店舗規模別の全国平均では、政府対策本部が5月25日から5都道県(北海道、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)に対する緊急事態宣言を解除して、順次全国的に解除となったことから、5月25日の週はその前の週と比べ、規模の大小を問わず来店数が増加していたのだ。

 規模の小さい店ほど回復が早い傾向が見られ、「20席未満」では前週の39.2%から47.4%に、「20~29席」では29.0%から40.2%に回復。路面繁盛店の平均的な席数である「30~39席」では27.3%から38.7%、「40~49席」では21.2%から33.6%と、まだ3~4割の戻りとなっている。

 一方、「100~199席」(11.2%→18.7%)、「200席以上」(9.4%→14.2%)といった大箱は2割にも満たないなど、苦戦が目立っている状況だ。

トレタの来店人数調査データを基にグラフ化

 規模を問わない都道府県別では、岐阜の42.4%が最も高く、次いで広島36.0%、静岡35.8%、愛知34.6%と続く。関東では埼玉が最も高く25.7%千葉25.5%、東京21.5%、神奈川20.7%の順。
 関西では滋賀の32.7%がトップで兵庫30.1%、京都29.6%、大阪28.0%の順。
 福岡は33.0%宮城は26.7%北海道は全国で最も低く18.0%と唯一2割に届いていないなど、厳しい状況が続いている。

 東京の9区に限定して見ると、「千代田区」(10.3%)、「中央区」(15.0%)といったオフィス街が悪い。逆に「世田谷区」(42.6%)や「目黒区」(41.8%)と住宅街を抱えるエリアは比較的戻りが早いようだ。

 客単価別では、「1万円以上」の高級業態が比較的戻りが良く39.3%、次いで「6000~7000円台」32.4%、ミドルアッパー居酒屋の「4000円台」が31.7%。ボリュームゾーンである「3000円台」が18.8%と最も苦戦している。

 なお、4月下旬からテイクアウトやデリバリーの人数もトレタの予約台帳に入力する導入店が出てきており、イートイン以外の来店も含む。特に「品川区などがテイクアウトを積極的に入力しているようだ」とトレタは分析している。

※トレタが調べた店舗規模別の直近4カ月の来店客数前年比推移。【集計方法】2019年1月13日~2020年5月31日の期間中、トレタを導入する飲食店約1万店のうち、来店人数(予約来店・ウォークイン来店)の対前年同月同週比を集計。

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