和・洋酒の情報を発信するメディア「LiquorPage(リカーページ)」は、バーの売上貢献や新規顧客開拓、既存顧客との繋がりの継続により、営業再開後の集客につなげることを目的としたオンラインバー「LiquorPage CLUB(リーカーページクラブ)」(https://liquorpage.com/club/)を立ち上げた。今回のプロジェクトは、「LiquorPage」を運営する小針真悟氏が運営責任者となり、バー&カクテルライターのいしかわあさこ氏、テキーラフェスタ運営事務局エグゼクティブプロデューサーの目時裕美氏、洋酒専門店・千雅社長の山本修士氏が運営。新型コロナの影響により特に厳しい状況にあるバー業界とバーテンダー、酒販店、輸入業者など酒類業界全体の支援とともに、バーに対する一般的なイメージを変えていくことを目的にしたコミュニティサイトとして、コロナ終息後も継続することを目指す。
オンラインバーは、Zoomなどを使ってバーやバーテンダーなどが仮想出店するもので、仮想店舗には開催するオンラインバーの開催日時やコンセプトなどに加えて、バーテンダーのアピール文や実店舗がある場合は店舗紹介などを掲載。入店料を設定したりお酒などを販売することにも対応する。また、別料金を設定して、家でできるカクテルの作り方を教えるなどの使い方も可能だ。店舗がYouTubeに動画チャンネルを持っている場合は、事務局が内容をチェックした上で、同サイトに無料掲載することもできる。現在、全国から約30店舗が出店を予定している。
ただ、同サイトには決済機能がついていないため、有料にする場合は各店舗でPay PayやLINE PayなどQRコード決済のシステムを利用するか、指定の口座への振り込みやイベントチケットの販売などで対応する必要がある。そのため、申し込みや予約なども各店舗で受け付ける。
同サイトの協賛スポンサーの商品をラインナップに加える場合は、ボトルの提供や各社のSNSなどでのプロモーションの協力も得られる。現在は、ウィスク・イー(フィーバーツリー)、日本ビール(ストリチナヤ、セノーテ、カー、バイユー)、レミーコアントロージャパン(コアントロー、ボタニスト、レミーマルタン)の3社がスポンサーとなっている。
オンラインバーの利用料は当面の間は無料とし、申し込みは専用ページ(https://liquorpage.com/club/bar-form/)で受け付けている。