テイクアウトの利用が増える中で、プラスチックゴミが増えたという利用者が多く、環境への配慮を危惧する声が高まっている。また、店舗側からも「持ち帰り用容器に、サステイナブル（持続可能）な商品を選びたい」との要望が増えてきたという。
そこで、飲食関連の店舗向け商品を提供している豊和 DINING+（愛知・名古屋、山本美代社長）は、環境に配慮したカップや弁当ボックス、ショッピングバックなどのテイクアウト商品を取り揃えた店舗向けオンラインショップ「DINING+ SUSTAINABLE（ダイニングプラス サステイナブル）」（https://dining-sustainable.myshopify.com/）を開設した。
飲食店向け割り箸の販売からスタートした同社は現在、店舗のコンセプトをインテリアスタイルから食器、備品など細部にまでつなぐトータルプロデュースを手掛けている。新型コロナによる外出自粛を受けてテイクアウトの需要が高まっている一方で、「環境に配慮した容器の商品情報がまとまっているサービスが少なく、メニューに合う容器を探し、選ぶのに時間がかかる」という声が多く寄せられたという。そこで、サステイナブル（エコ）への想いやこだわりを持って容器を生産するメーカーと、環境に配慮したテイクアウト容器を探している飲食店を繋ぐキュレーションサイトを作った。
同オンラインショップでは、商品をテーマ別にまとめて探しやすくするとともに、商品説明にパッケージメーカーの想いや商品特徴を掲載。容器のデザインは無地などのシンプルなもので、業態を選ばず使えるものを中心にセレクトした。
一例をあげると、内側に耐油加工を施した未晒クラフト製の「食品容器 ネオクラフトボックス フードボックス M 20枚」（天面125×125／底面90×90／高105mm）税別1320円の弁当箱や、同じく未晒クラフト紙で作った「未晒フードカップ 350ml ムジ（25個入）」（口径90×底径72×高85mm）同275円のスープカップ、紙ストローよりも耐久性に優れている「サトウキビストロー（個包装 /100本入）」（口径6mm×長さ210mm）同597円などを販売している。
