飲食店・食品卸業者間での受発注業務の多くは、FAXや電話などのアナログな手段がいまだに多い。注文のミスやFAX用紙の紛失などが発生するリスクがあり、飲食店にとっては機会損失の原因にもなりかねない。
そんな折、業務用卸を対象に、受注業務の効率化や販促支援サービスを展開するタノム(https://lp.tano.mu/ 東京・代々木、川野秀哉社長)が提供する、飲食業界向け食材受発注システム「タノム」の利用飲食店数がこのほど1万店舗を突破した。
「タノム」は、飲食店と食品卸売業者間の受発注をPCやスマートフォン(以下「スマホ」)で管理できるシステム。あらゆる操作がスマホで完結し、普段PCを使用しない卸売業者や飲食店でも即日導入ができるのが特徴。その日の仕入れ状況をタイムリーに通知して発注を促進したり、通販サイトのような注文画面により、直感的な利用が可能だ。
飲食店のサービス利用料は無料。卸売業者は初期費用10万円(税別・以下同)、月額利用料3万円~(商品数・取引先数によって変動)。実際に「タノム」を導入した店舗の具体的な事例もある(https://lp.tano.mu/の「導入事例」をタップ)ので、「そろそろ電話やFAXでの食材発注から脱却したい」と考えている飲食店にとっては、一読の価値がありそうだ。