インバウンド向けサービス事業などを展開するエフスタイル(https://fstyle-japan.com/ 東京・外苑前、藤井哲哉社長)は、ホテル・旅館の宿泊者を対象にした「STAY+(ステイプラス)」(https://fstyle-japan.com/our-service/)のサービスを4月から本格始動する。
「STAY+」は、宿泊施設の業務効率化や、飲食店舗への観光客の送客を支援するサービス。昨年7月から都内一部のホテルで実証実験を行っていた。
宿泊施設内の目立つ場所で配布される「STAY+CARD」は、地元密着型の情報をカード化したトラベルガイド。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで、周辺の飲食店や観光などの情報が取得できる。
実証実験では、手軽さと利便性を備えた進化系トラベルメディアとして利用客から好評を博しているという。
飲食店にとってはホテルからの送客がスムーズになり、ホテルスタッフはアテンド業務の所要時間を短縮できるメリットがある。
「STAY+MEDIA」には、店名、メニューの写真、 ホテルからの距離や価格帯、時間別の混雑度、 席数(子どもが可能かどうか)、 禁煙・喫煙など、同社が独自取材で得たオリジナルコンテンツが満載。
ヴィーガンやムスリム、アレルギーなど食の制限に対応できるかどうかまで細かく記載できるのも特徴だ。言語も日本語・英語・簡体語・繁体語の4言語に対応している。まさに「ググる」必要がなくなりそうな、かゆい所に手が届くサービスとなりそうだ。
同社によると、4月からの本格始動を前に、現在「STAY+MEDIA」に掲載する飲食店を募集中だ。利用料金などはこれから設定を固めていく方針で、「今ならお試し価格として相当お得にさせていただく予定」(同社)という。