
飲食店にとって厨房機器が故障した際の修理費用は毎月の固定費とは別の突発的な出費となり、修理中に営業停止することになると損失も大きい。
そこで業務用厨房機器メーカーのタニコーは、月額料金を支払えばコンロやスチコン、フライヤーなど他社製品も含めた14品目の機器の修理手配を代行し1回50万円まで無償で修理する飲食店向けサービス〈つながる修理サポート(K)〉(https://www.tanico.co.jp/category/restaurant/tsunagaru/)の提供を始めた。
同サービスは月額2728円(年間契約)で、コールセンターに電話するだけで故障した機器のメーカーへの修理手配を代行するもので、これまで店側がメーカーに直接依頼していた修理手配の負担を軽減する。同時に、国内に法人があるメーカー製で自然故障(電気的・機械的事故)によるものであれば、利用上限回数なしで1回50万円まで無償で修理する。これにより、機器の故障による店舗運営への影響を最小限に抑えるという。同社では、2023年3月までに契約件数5万件を目指すとしている。
同サービスの対象となる厨房機器14品目は以下の通り。
・ガス/IHコンロ
・ガスレンジ
・ガス/IH テーブル
・オーブン
・スチームコンベクションオーブン
・フライヤー
・食器洗浄機
・炊飯器
・冷凍冷蔵庫
・ショーケース
・電子レンジ
・コールドテーブル
・レンジフード
・給湯器