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レシピと売上データが繋がりリアルタイムで収益管理可能に【「レシプロ」×「ぴかいちナビ」】

2019年11月26日 8:08 am

 レシピ管理システム「レシプロ」を運営するレフコア (神奈川・網島、木月浩平社長)と、飲食店向けPOS連動トータルシステム「ぴかいちナビ」を手掛けるK&Cファクトリー(東京・高田馬場、明田典久社長)は、飲食店のより正確な原価率を把握でき収益性の向上に役立つとしてシステムを連携した。

 「レシプロ」は、受発注システムのデータを基に日々変動する原価率までを含めたレシピ管理を簡単に行えるようにしたWEBアプリケーションシステム。直感的にわかりやすい操作方法で、面倒な原価計算も1アクションで行なえる。「炭火とワイン」などを展開する大地や「GARB」などのバルニバービなどが導入している。

 「ぴかいちナビ」は、中小から500店舗を超える企業まで、それぞれのステージ毎に必要な機能をASP(インターネット経由でアプリケーションの機能を提供するサービス)で提供するサービス。店舗の状況把握や経営戦略に役立つように、「営業管理」「勤怠管理」「商品管理」「発注管理」「ヘルプデスク」「本部システム」の各機能を連携して、必要なデータをタイムリーに確認できるようにしている。

 今回、「レシプロ」と「ぴかいちナビ」が連携することで、「レシプロ」内で蓄積されたレシピデータと「ぴかいちナビ」内の売上データや商品出数データがつながり、より正確でタイムリーな収益分析が可能になるという。これにより、「レシプロ」の新たな機能として、各商品単体の利益を算出できる「分析ノート」とコース原価の管理を行う「コース管理機能」を追加した。利用料金は1店舗あたり税別月額1万2000円(最初の2カ月は無料)

 今後は、タブレットレジやPOSレジなどとの機能連携により、「価格の自動設定」や「商品登録の自動化」も追加していく予定だ。