August International(アウグスインターナショナル/東京・湯島、佐々幸雄社長 http://august-intl.com/)は、飲食店向けにオリジナルビールとして販売可能なOEMクラフトビールの提供を開始した。
同社はビール工場併設型店舗の構築や、マイクロブルワリー(小規模醸造所)のプロデュースなどを主力事業としている。そのなかで、完全オリジナルのクラフトビールを開発・販売した場合、試作を繰り返す必要があり、結果として店舗側の投資負担コストが過重になる問題があった。
そこで、すでに同社で開発しており、自社ブランドでは提供していないクラフトビールを基本に、約10種をOEMクラフトビールとして販売する。価格は1Lあたり950円~(税別・提供商品や配送先により価格は異なる)で、最低注文数は1樽(15L・商品により10Lも対応可能)からとなる。
瓶での提供も可能で、容量は330mlと500mlの2種。最低ロット数は1500瓶以上のみ。商品は樽・瓶ともにアウグスビールを通じた配送となる。
同社は「同じ種類のビールでも、名称のつけ方によって印象は変わり、結果として味わいの体験も異なっていくと考える。また、料理とのペアリングの過程でも味わいは変わる」という。
さらに同社が導入支援をしているマイクロブルワリーのネットワークを活用したシェアリングブルワリー事業も展開しており、300Lから完全オリジナルのクラフトビールも提供できる。