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大福なのに食べると体脂肪が減る!? 森永が老舗和菓子店とコラボ 【スエヒロ】

2019年10月10日 6:00 pm

 1952年に創業し、神奈川・川崎市を中心に老舗和菓子店「末広庵」を7店舗展開するスエヒロ(神奈川・川崎、三藤哲也社長)が、森永製菓が持つ特許を活用して、食べると体脂肪が減る効果がある宇治抹茶チョコ大福〈エンゼルのほっぺ〉1個・税込160円を開発した。「末広庵」の7店舗と通販サイトで販売し、要望を受ければホテルや飲食店にも卸していく予定だ。

 森永製菓は、カカオポリフェノールと茶カテキンを配合することで、体脂肪低減効果があるチョコレートを作る特許を保有していたものの、これまで活用していなかった。そこで川崎市が川崎信用金庫などと連携して進めている、大企業が保有する開放特許を中小企業の新製品開発に活用する「知的財産交流事業」の中で、川崎信用金庫がスエヒロとのマッチングを提案。両社が受け入れたことで、コラボが実現した。

左から森永製菓・森信也取締役上席執行役員研究所長、スエヒロ・三藤哲也代表取締役、川崎市・福田紀彦市長、川崎信用金庫・堤和也理事長

 スエヒロは、通常は添加物や砂糖を加えることで餅の柔らかさを持続させるところを、無添加・無加糖でありながら長時間柔らかさを維持し、一度冷凍してから解凍しても味や柔らかさが保たれる独自製法を持っていることから、両社の利点を活かした大福を開発した。

 〈エンゼルのほっぺ〉は、宇治抹茶クリームとビター味のチョコレート餡を、ふわふわな食感の餅で包んだもので、苦みと甘みがほどよくマッチする味わいに仕上げた。記者会見でスエヒロの三藤哲也社長は「大手メーカーでも作れないギルトフリー(罪悪感がない)な和スイーツが出来た」と紹介した。同社は、独自製法の餅を使った製品のOEM製造も請け負っている。

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