インバウンド対策事業などを展開するJWJ（東京・恵比寿、錦城元政社長）は、韓国人観光客の集客に特化し、韓国最大級の検索プラットフォーム〈NAVER〉を活用したSEO施策や、１万人以上の韓国インフルエンサーとのネットワークによるプロモーションなどを実施するインバウンドマーケティングサービスを正式リリースした。
コロナ後になって、韓国からの訪日外国人観光客は増加しており、ショッピングやグルメ、観光地巡りなどを目的とした高い消費意欲が見込まれている。そこで同社は、韓国人観光客に特化した集客をサポートするサービスを開発した。
同社は、韓国のトレンドを発信するインフルエンサーと直接連携していることを強みとしていることから、同サービスではSNS上での話題拡散で認知度向上を図る。また、韓国語・日本語の両方に精通する専門スタッフが常駐し、言語や文化の壁を感じさせないスムーズなキャンペーン運用をサポートするという。
サンプル画面
同社は〈NAVER〉のアルゴリズムを分析しており、店舗・企業の情報を上位に表示させる施策を実施し、韓国人の消費動向や人気ジャンルを熟知したプロが戦略を立案。現地目線ならではのアイデアでリアルなニーズに対応する。
これまでの試験運用では、飲食店や観光施設など多彩な分野で韓国人来客数をゼロから月200～500人規模に増やすなどの成果を実現したという。
料金プランは４種用意。韓国で人気のグルメ情報アカウントなどを通じて一気に認知度拡大を図る「SNSアカウントPRプラン」が１投稿15万円～。「NAVER」で上位表示を狙う「NEVRブロガーPRプラン」（３カ月契約～）が３件で50万円～。「インスタグラムプラン」が１件20万円～。「ユーチューブプラン」が1件70万円～となっている。
同社は2025年中にインフルエンサーネットワークを３倍規模（３万人）に拡大する計画を掲げており、今後、AIを活用したデータ分析基盤も構築し、さらなるサービス拡充を図るとしている。
