飲食店向けDXサービスを提供するトレタは6月29日、飲食店専用に開発したクラウドベースの留守番電話サービス〈トレタ AIるすでん〉の提供を始めた。
同サービスは、繁忙時間帯や営業時間外などでAI化された留守番電話が予約を受付けるもの。予約電話の場合は、同社の予約・顧客台帳サービス〈トレタ〉で空席を検索し、予約登録から配席まで自動化できる。予約が完了した際の顧客とAIとのやりとりは録音され、必要に応じて聞き返すこともでき、キャンセルの受付にも対応する。ただし、予約以外の用件の場合は、かけ直しをお願いするアナウンスを返して終話する。
同社は2021年4月から、AIが店舗スタッフに代わって予約電話に対応し、店舗への電話転送も可能な〈トレタ予約番〉を提供しており、今回の〈トレタ AIるすでん〉は、〈トレタ予約番〉の技術をベースに留守番電話としての用途に絞り込むことで、電話を取れない時間がそれほど多くない飲食店でも手軽に導入しやすいよう設計した。
利用料金は月額5000円(税別)を基本料とし、予約確定した人数に対して1人あたり200円(同)がかかる従量課金制となっている。
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