営業再開した後も、新型コロナウイルス対策が必要となる飲食店向けに、空席を作らずに三密対策できるアイテムを一式揃えて、Withコロナ社会での新しい飲食店の在り方を提案するサービスが現れた。国内外で店舗設計・デザインを手掛けるengine(東京・池尻、轟貴弘社長)は、感染対策アイテムなどを取り扱うエフ広芸(埼玉・越谷、布川勝己社長)と共同で、飲食店向けの「新型コロナウイルス感染防止対策サポート事業」を始めた。
店内レイアウトや業態に合わせ、テーブルに置くだけで使える専用設計の透明アクリルパーテーション「SOCIAL DISTANCE GUARD」や次亜塩素酸水ディフューザーなどを組み合わせ、顧客一人ひとりを区切りながら、顧客同士のコミュニケーションを可能にする空間を提案する。また店員向けとして、口元が見えるクリアマスクや、眼鏡をかけていても装着できるフェイスシールドなども開発。入口に貼って、新型コロナ対策を実施していることを知らせるステッカーも用意した。
同社では、これらのアイテムをうまく組み合わせることで、「感染リスクの軽減とともに、顧客の心理的ハードルを下げ、グループ客の集客を実現できる」としている。問い合わせはメール(info@engine-inc.jp)または電話(03-5431-3880)で受け付けている。